こんな記事を見つけました
入社して2週間……精神的に苦痛で、もう辞めたいです。すぐに転職してはダメですか?
Yahoo! ニュース
なぜ、退職するのか
こんなニュースを見かけるのが4月ですね。上記の記事を読んでどう思いますかね。率直に私の答えを言いますと「 仕方ない 」です。長く働いてる方や役職の方からしたら”だらしない”だったり、”なんだあいつは!”と思うかもしれませんが、そもそもそこの会社で働く意欲が無い社員をフォローしながら業務を進めていく方が会社にとって負担だと思うんです。それに、辞めたいと思っている社員の思いが他の社員へ波及して数名に影響が出るのであれば、引き止めず辞めてもらった方が得策と思います。
退職理由
退職をする理由は人それぞれであると思います。てか当たり前ですね。ですが、入社して間もない若手が辞める理由は、企業側・本人どちらに原因があるのか考えていきたいと思います。
企業側
この時期の会社側が原因として辞める理由としては、ベテラン又は新卒担当が無理を言い飲み会や食事に誘ったことで辞めるパターン。そもそも、今の新卒の若手はコロナウィルス真っ只中の学生生活を送っているので、先輩とご飯や飲み会をそこまで経験していません。もはや、歓送迎会って何ぞや!と言うぐらいと思って下さい。そんな新卒を突然飯行くぞ!や社会人なんだから飲み会は誘われたら行くの!と言うとアルハラだ!心の中で叫んでいることでしょう。なので、もしかすると、新卒担当の些細な一言が実は原因というパターンもあることを念頭に置いときましょう。
その他としては、内情を見て違うと思われるパターンですかね。企業説明会では上手く説明し学生から好印象で受けてもらったが、実際に勤めてみて社員や色々な話を聞いていると思っていた企業と違う!であったり、説明会の好印象とは正反対な高圧的と思われてしまう出来事があると印象が一気にガタ落ちです。
今の新卒は、ぬるま湯に浸かって今まで生活を送って来たので怒られている現場を目の前にしたり、少しでも自分の考えとずれていると反発してきます。まずは、怒ることよりも指導をするという方にシフトチェンジしてあげましょう!
退職者本人
まず、退職を検討している若手に伝えたいことは、もう少し頑張ってみれば?と伝えたいです。なぜなら、今時一つの企業に定年まで働くなんて考えを持っている方が珍しいからです。今の時代大手企業でも倒産する時代です。要は働く側にも常にリスクが発生していると言うことなんですよ。なので、新卒の若手にやってほしいのは、就職した企業のノウハウをパクってくることです!聞こえがめちゃくちゃ悪いんですが、でもこの行動って結果的にはその先の自分の転職だったり、次の就職先で役に立つ可能性が十分に高いのと今後の自分の経験値にもなるからなんです。で、す、が、そこまで行き着くには最低でも2年ぐらい働かないといけないというなんとも悍ましい現実が待ち受けています。は?なんでこんな会社に2年も勤めるんだよ!と思う気持ちも十分に分かります。が、今後の長い人生を考えた時に、そこで2年勤めて少しでもノウハウを自分の中にインプットした方がその先を有利に進められると思って頑張ってみてはどうですか?
どうしても退職を考えている若手に伝えることは、辞めたいと思ったら辞めても良いと思います。逆に言えば本当に辛くて嫌々毎日通勤するよりも。スパッと辞めて次にシフトチェンジした方が自分の心に少しでも余裕が出てくるからですね。正直世の中に仕事なんていくらでもあります。
例えば、鉛筆をひとつ販売するまでにいくつの企業が絡んでいるか考えてみてください。鉛筆の木の育成、芯の材料の製造、塗装の原料、ダースに詰める箱、製造所から販売店まで運ぶ、など考えたら意外と自分が知らなかった分野の会社っていくらでもあると思います。目に見えているモノだけが全てではないということは覚えておきましょう。とわ言うものの辞めた後はどうすれば?となる前に辞める前にハローワークなどに通い次の就職先を見つけてから辞めることをお勧めします。ハローワークの担当者には、なぜ辞めたいのかを素直に話すことであなたに合った次の就職先を見つけてくれますよ!
今の時代の人材
人口数を考えてみれば今後は、入社してくる若手が減少してくることは予想するまでもないことです。私も若手と幾度なくぶつかって来ました。その度に考えさせられ時にはボコボコにされつつ、ボコボコにやり返し、、、あ。ボコボコにすることが多かったですが。ま。今の時代上記でも記載したのですが、一つの企業に定年までいることが少なくなって来ました。だからこそ、一人一人の人材を大切にすることは企業に求められる急務と思っています。この人は良く仕事をしてくれるから。という理由であれもこれも仕事振ってはパンクしては本末転倒です。まずは、自社のバランスを考え均等に仕事を割り振れる組織体制を作ることが重要なのではないでしょうか。
就職する若手は、飲み会や接待ゴルフなど皆さんからしたら常識外なことは社会では幾らでも起きることです。私も経験してきて思ったことは、まずは経験してみる!ということです。今の時代インターネットが普及して相談や答えを求められることが容易になったからこそ、悩みを言いにくければ匿名で投稿して意見を募ってみるというのも一つの手ではないでしょうか。あとは、どうしてもと思えば常にボイスレコーダーを持ち歩き録音しておいたデータを最終的に武器として戦うということもできますが、争ってから辞めるよりはノウハウをパクってから辞めた方が私的には企業ダメージが大きのでそちらをおすすめします。