ROUND関数 エクセル講座

エクセル関数「ROUND関数編」アイキャッチ エクセルー関数

こんにちは。sosoblogの主です。今回は、ROUND関数について記事を書いていきます。よかったら最後まで読んでいってください。

関数の意味と使い方

ROUND関数(ラウンド)
ROUND関数を使うことで四捨五入した結果を意図した桁数まで表示させることができます。

ROUND関数の使い方
=ROUND(数値,桁数)
数値の部分には、計算式や値を入れる。桁数では、四捨五入の結果を出力する場所を指定する。

ROUND関数レッスンデータ

今回のレッスンデータでは、私が独自に作成したデータを使ってレッスンを進めていきたいと思います。内容は、個々のテストの平均値を出した際に意図した桁数でROUND関数を使うというものです。
頑張ってエクセルを習得しましょう!

ROUND関数

G列のそれぞれのセルにテストの平均値が既に出力されているので、その結果を使ってROUND関数について解説を行っていきます。

ROUND関数とは、=ROUND(数値,桁数)で数値で入力した値に対して四捨五入の結果を何桁目で表示するかを桁数で指定することができます。特にテストの平均点など小数点が多くなる結果に対して有効なので覚えておいて損のない関数となっています。

桁数においては、入力する値が少々独特なので下記を参考に覚えておきましょう。

上記の表の一番下の数字が関数内で入力する桁数の値になります。
例えば、一の位に四捨五入の結果を表示させたければ「0」を桁数の部分で入力することになります。

実際にレッスンデータに入力しましょう。入力する関数は、この通りです。

=ROUND(G2,0)

少数第一位の値が一の位へ四捨五入された結果になったと思います。

問題
ROUND関数を用いて平均点の一の位を四捨五入した結果にするには、どのようにすればよいか考えてみましょう。

解答はこの記事の一番下にあります。

ROUND関数の中にAVERAGE関数を組み込む

上記までは、わざわざ別のセルに平均点を出しており、さらに別のセルで四捨五入した結果を出力していました。2つのセルを使わずに一つのセルでROUND関数とAVERAGE関数を組む方法についてやっていきます。

=ROUND(数値,桁数)今回は左記の数値の部分に重点を当てて考えていくことで2つの関数を組み合わせることが出来ます。

数値と書かれてしまうと、数字を入力するか数値が入力されているセルを選択するしか無い。と考えてしまうかもしれませんがそんなことはなく、別の関数を挿入しても結果がきちんと値になっていればROUND関数として四捨五入した結果にきちんとしてくれます。
ただし、IF関数などを用いたときに結果が真の値・負の値関係なく”文字”になってしまうとエラーの原因となるので注意をしましょう。

ROUND関数とAVEREGE関数の組み合わせ

今回注目すべき点は、どこにAVERAGE関数を入力するかですね。答えは、=ROUND(数値,桁数)の数値の方です。

さらに重用なのは、数値の部分に入力した関数がきちんと答えとして数値になっていることです。
NGなパターンは、数値の部分の関数の結果が”文字”になってしまっているパターンですね。
その一つの例として下記に掲載しておきます。

ROUND関数 IF関数 AVERAGE関数のダメなパターン

これは、ROUND関数で四捨五入した結果が出したいがその前にIF関数でAVERAGE関数での結果によって真の値か負の値かを決めようと関数を組んだパターンです。

このような形ですね。今回のROUND関数は数値を四捨五入をする!という関数なので必ず値を扱うというのが絶対条件となるのでそこを注意すればあらゆる求め方は無限です。

ここまでいくつかの記事を読んでいただいている方はなんとなーく関数がわかってきて、一つの関数ではなく複数の関数を組み合わせて求めることもできるので是非挑戦してみてください。