こんにちは。主のsosoです。今回はCOUNT関数(カウント)に続いてCOUNTA関数(カウンタ)についてやっていきます。良かったら最後まで読んでいってください。
COUNTA関数(カウンタ)
空白ではないセルの数をカウントする関数です。
もっと言い換えると選択したセルに何かしたのデータ(数値・関数・文字)が入っていれば数えてくれるということです。
COUNTA関数の使い方
=COUNTA(数値1,数値2・・・)
選択するセルの範囲が間違えていないか必ず確認します。理由は、セルを選択した範囲でしかカウントをしてくれないからです。誤って選択範囲から漏れていた場合は当たり前ですがカウンタの対象から外れてしまうので注意しましょう。
COUNTA関数 レッスンデータ
今回のレッスンデータも総務省の統計局から出ている人口数のエクセルデータを少し加工したものを使います。以前の学習でのIF関数を使って男女計・男・女とそれぞれの平均以上なら◯という結果を出力したセルを用意した状態で下記にありますので使ってください。
出典「人口推計調査結果」(総務省統計局)(人口推計調査結果)を加工して作成
COUNTA関数① 選択範囲のセルの確認
今回は、既に男女計・男・女のそれぞれ3項目にそれぞれの平均以上なら◯という結果を出力されています。今回はその結果を使って◯がいくつあるかをCOUNTA関数を使って数えていきたいと思います。
今回ぱっと見たところ、関数が入っているのはK6:M46に見えますが実際のところ関数が入っているのは、K6:M52と幅の広い範囲で関数が入っています。
少し見にくいですが、下記の赤枠の範囲が選択範囲になります。
COUNTA関数② 関数の入力
今回はO5,P5,Q5のそれぞれのセルに関数を入力してきます。
実際に関数を入力していきます。
今回は男女計・男・女と3列ありますが、まとめて選択してしまうと3列全ての中にいくつ◯があるか数えてしまうので、必ず項目ごとの列だけを選ぶ必要があるので注意しましょう。
まずは、男女計のところに入る関数はこちらです。
=COUNTA(K6:K52)
残りの男・女もそれぞれ列分のセルを選択すれば答えだ出てきます。
上記の男女計よ同じようにやっていきましょう。
答えはこちらです。
=COUNTA(L6:L52)
=COUNTA(M6:M52)
どの答えも47になっていれば正解です。
それは、COUNAT関数は冒頭にも述べたように空白ではないセルをカウントする!です、要は関数の答えが空白でもそのセルには関数の式が入力されているのでCOUNTA関数はカウンタする対象と判断するという結果になります。
それでは実際に〇だけをカウントしたい!といった場合はCOUNTIF関数(カウント・イフ)というものがあります。以前に学習したIF関数を組み合わせたものになりますのでよかったら合わせて読んでください。
まとめ
今回は前回と同じような内容になりましたが、COUNT関数とCOUNTA関数では数えてくれる仕組みが大きく違います。また、使う用途によってどちらの関数を使うことが望ましいのか考える必要もあるので、この2つの関数の違いについては是非覚えておきましょう。